ベイプ(ベポライザー)の基本構造

ベイプの基本構造(ベポライザー)

ベイプの構造と略しましたが、そもそもこの言葉自体少しおかしな表現です。
ベイプとはベポライザーを使用し、コットンに染み込ませた【リキッド】をコイルで加熱し蒸気を発生させてそれを喫煙することを言います。

ベポライザーの基本構造

アトマイザーとバッテリー(Mod)と呼ばれる2つの製品を組み合わせた物で、アトマイザーとMODは510接続と言い、ネジをぐるぐるっと回して取り付けます。

リキッドとは?

ベイプの味の元となる液体です。スポイトでアトマイザーの中に入れて使用します。
E-Juice
リキッドには様々な味があり、フルーツ系、バニラ系、タバコ系、エナジードリンク系、メンソール系・・etc
タバコの銘柄より多くのリキッドが存在します。種類はほぼ無限大です。
海外から個人輸入可能なニコチン入リキッド(輸入量に制約あり)も存在します。

【アトマイザー】・・・上側の透明なやつ、リキッドを入れるやつ、この中にコットンとコイルが入っている。
【MOD】→下側のやつ(電池が入ってるやつ)、持つ所

Mod_Atoma

最初はこの程度の認識で良いです、大きく分けて アトマイザー と MOD(バッテリー)の2個の部品で構成されていると理解頂ければ大丈夫かと思います。
この2個を510接続といい、ネジ式の口へ回しながら取り付けます。
Mod_Atoma2

取り付けるとこんな感じです。

アトマイザーの種類
アトマイザーの種類 説明
クリアロマイザー リキッドを保持するタンクが付いていて、リキッドを多く保持出来る。2~4週間に一度コイルの交換が必要となります。
リビルダブルドリップアトマイザー(RDA) こちらはタンクが付いておらず、ウェルという堀とコットンにリキッドを染み込ませ、リキッドが減ったら直接アトマイザーへドリップ(リキッドを垂らす)します。
自身でコイルを巻きコットンをコイルへ詰める作業が必要。中級者~向きなアトマイザーです。
リビルダブルタンクアトマイザー(RTA) こちらはクリアロマイザーのコイルとウィック(コットン)を自身で作成し、交換を行うアトマイザーです。RDAのウェルを大容量のリキッドが保持出来るガラスタンクに変更した物です。近年爆発的に人気が出てきています。

atoma_etc
open_RTA_RDA

MODは大きく分類すると2種類に分類されます。

1、テクニカルMOD
2、メカニカルMOD

テクニカルMODの形状は基本BOX型となり、トランプの箱のような形状の物がメインですが、チューブ型(筒型,ペン型)のテクニカルMODも存在します。
AspireのCF SubΩなどのMODはメカニカルと混同しやすいですが、安全回路が内蔵されていますので、テクニカルMOD寄りの位置付けとなります。

テクニカルMODは内部に基盤を搭載し、USB充電ポートが付いている物が多く、専用のバッテリー充電器を必要とせず、気軽に充電が可能です。
バッテリーを交換出来るタイプの物もありますが、こちらは多少バッテリーに関する知識があったほうが無難だと思います。
初めての方はバッテリー交換が出来ないタイプで問題無いと思います。

USB充電に関しては賛否がありますが、過充電などの回路もMODに搭載されていますので、私は総合的に考えて安全と判断しています。
最近はファームウェアーを更新できるようなMODも登場しています。

他にも安全に関する機能が豊富で以下のような機能が搭載されている物が多いです。
・バッテリー逆差し検知
・低抵抗検知機能
・過充電検知、停止機能
・アトマイザーショート検知
・高温検知機…etc

テクニカルModの種類 説明
安全回路のみ 電圧調整機能が無く、出力が一定(バッテリーの電圧に依存するので電池の減り具合で出力が徐々に落ちます。)ボタン部分を数回クリックすることで電源がONとなり、ボタンを長押しすることで吸うことが出来ます。再度ボタンを数回クリックすることで電源がOFFになります。こちらのタイプはチューブタイプ(筒型、ペン型)のタイプが主流で、アトマイザーとセット販売になっていることが多く、煩わしい設定が必要ありません。ボタンも1個だけの物が多く、操作も簡単で初心者の入門用として人気です。安全回路も搭載されていて、ボタン部分のLEDで異常を知らせてくれるタイプの物が多いです。
V/W MOD こちらは出力電圧(V)もしくは電力(W)をユーザー自身が設定することが可能で、電力を上げてミストの量を調整したり、味の出具合を調整することが可能です。
T/C Mod TemptuerControl(温度管理機能)搭載機で自分の設定した温度以上に上昇しないようにコントロールしてくれるMODです。メリットはコットンが焦げにくく、コイルシステムが長持ちすることと、リキッドの一番美味しいところで温度を固定出来るということです。注意事項は使用しているコイルのワイヤーがT/C 対応している必要があります。対応していない場合はV/W もしくはWモードで使用して下さい。MODの温度コントロール機能の性能差が激しく、ほとんど機能していないMODも多数あります。有名な温度管理チップの中にはDNAシリーズ,SXシリーズがあります。これらを搭載しているMODの温度管理機能は非常に優秀ですが、お値段も2万円を超える物が多くなっています。

 

メカニカルMOD

このコーナーで詳しく説明はしませんが、知識が無い人が誤った使い方をすることで爆発の恐れもあります。
オームの法則 I=V/R こちらでコイル抵抗から流れる電流とワッテージの計算が出来ないような人は使用禁止で良いと思います。

メカニカルを扱う上で最低限の知識は、電気に関する知識、バッテリーに関する知識、危険に対する知識、安全に対する知識、工具や測定器に関する知識。
以上の知識の中でどれか一つでも足りないなら手を出さない方が良いと思います。

メカニカルに関しては個人的に、法整備して取り扱い資格試験に合格しないと使用出来ないぐらいで丁度いいと思っています。

メカニカルの中でもハイブリッド接続といい、アトマイザーにバッテリーの端子を直接接触させる接続方式の物は最悪の事態を想定して使用して下さい。

ちいさくてカッコイイ!
上級者っぽくってカッコイイ!
最初のうちはメカニカルMODをこのような考えで使用しないで下さい。どうしても使用したい場合はしっかり勉強して下さい。
上辺だけの知識で使用した場合、最悪の事態に対処出来ません。

私も全てのスキルを身につけた上で使用していたつもりでしたが、ある日ささいな「うっかりミス」をして少々怖い思いもしました。

自宅には何か起きた時の為に内部を絶縁した特殊なゴミ箱と、消化スプレー、消火器なども準備した上で使用しています。備えあれば愁い無しですね。
これらを一生使用しないことを願ってますけど・・・

とにかく初心者はテクニカルMODを選んで下さい。メカで出来ることのほとんどはテクニカルで可能です。
まずはテクニカルでビルドやベイプに関する知識を付けてからでも遅くは無いと思いますよ。

~過去にあった危ない話~

・ポケットに入れていたMODのボタンが押され続け、コイルを焼ききるまで気づかなかった。

・ハイブリッド接続にクリアロマイザーを取り付け爆発し、手を負傷した。

・裸のバッテリーと小銭をポケットに一緒に入れてバッテリーが異常発熱し、衣服を溶かした。

・ハイブリッド接続でアトマイザーを付けずにバッテリーを挿入しボタンをONにしたことでバッテリーが瞬間的に発熱し閃光と共に液体噴出した(爆発まではいかず)

・高ワッテージでチェーンスモーク時に電池が異常発熱後爆発(規格外バッテリーを使用していたとのこと)

このように中級者~上級者でもうっかりやってしまいそうなミスでも事故を招くことがあります。メカニカルMODの取り扱いには十分注意しましょう。

危険性ばかりの説明になってしまいましたが、知識を有した上で使用する場合はスタイリッシュで格好良く、貴方のベイプライフを今以上に良い物にしてくれるでしょう。

次ページ>> ~取り扱いの注意事項~

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